TKUの理念

TKU設立の経緯

前提

私はITのエンジニアとして数年間活動して参りました。
直近5年間において、社会は大きな変化を迎えました。
エンジニア視点で実感した最大の変化は「ITがインフラ化した事」です。
2000年頃から「ユビキタス社会の到来」が謳われておりましたが、昨今まさにその時代が訪れたのを肌で感じる事が出来ました。

「ユビキタス社会」とは「誰もがインターネットを介して常時繋がっている」という概念ですが、2016年現在、この概念が現実化したと言えます。SNSで人々は常に繋がっています。何か調べ物をする時は、まずインターネットで検索します。現代社会において、これらは老若男女問わず当たり前に見られる光景です。

しかし、たった5年前はそうではありませんでした。
携帯電話のキャリアメールは殆どの人々に活用されておりましたが、インターネットは一部の人のものでした。

今でこそ官公庁もTwitter等のSNSを活用した広報活動を行っていますが、当時はインターネットはあくまで”非公式”という位置づけであり「デマが流れたら大変な事になる場合がある」という程度の拡散力は認められつつも、公式なプレスリリースに活用される類の媒体ではありませんでした。
当時、インターネットはいわゆる「若者のツール」の域を超えませんでした。

今改めて振り返ると、エンジニアにとってもそうでない方々にとっても、この5年の変化は目覚ましいものがあると言えるのではないでしょうか。

考察

この変化を要約すると
「過去において一部の人のものであったインターネットが、現代においてはすべての人のものとなった」
となり、少しエンジニア風に言い換えるならば
「ITがインフラ化した」
と表現出来ます。

疑問

一般的に、インフラ化したものは安価になるのが通例です。
電話料金で考えてみましょう。
電話が一部の人のものであった時代は、電話料金は非常に高額でした。
しかしすべての人が電話を使うようになった現代社会では、毎月数千円で利用出来ます。

では、ホームページなどITにおいてはいかがでしょうか。これは現代でも高額です。
インターネットがすべての人のものになった今でも、1つホームページを制作しようとした場合、何十万もの費用が発生するのが実情です。

一般の事業者様はこの現状に違和感を感じています。
しかし、ITエンジニアは断固として「これが普通である」と主張します。

これは何故でしょうか。

解決

高額である事自体が間違っているというつもりはありません。ITは高い技術力が求められます。
技術力の創生と維持には高額なコストがかかり、単純に普及したら安くなるという黄金律が適用出来るものでもありません。
例えば自動車はどんなに普及しても100万単位の買い物です。
携帯電話も普及しているとはいえ、端末の高機能化により、むしろ高価になっています。

しかし、ホームページは高い技術力が求められるでしょうか。
普及するほど安全性が求められる自動車のように人命が関わるわけでも、
携帯電話のように高機能化が求められるわけでもありません。

商売をされている方が、気軽に「ITを活用して集客しよう」と思える為には、低価格化の実現が必須課題ですが、この課題は誰が解決してくれるのでしょうか。

私は、この課題解決に高い関心を持った組織を見つける事が出来ませんでした。
企業としての社会的責任(CSR)を果たす為には金銭が必要ですから、利益を追求しなければならないのは当然とも言えます。

「IT活用の低価格化」を実現出来るのは、企業ではないのだという事に気付かされました。
これを実現出来るとすれば、フリーランスです。
同じ思いを持ったフリーランス同士が手を取り合う事でしか、この課題解決は不可能と考えました。

このような思いから、TKUの創設に至りました。

理念

TKUの理念は次の通りです。

  • ITは気軽に導入できるものでなければならない。
  • 気軽に導入するには、低価格でなければならない。
  • バランスは何より大事である。コストとサービス内容のバランスは合理的な理由で裏付けられなければならない。

方針

  • 低価格化の実現の為にサービスのパッケージ化や分割払いのスキーム作りを推進します。
  • インターネットを最大限に活用して低コスト化を実現します。例えば、問い合わせは電話よりもメール等のオンラインで受付することを推進します。